2014年12月9日火曜日

鳥取市での山陰海岸ジオパーク活動 ~1年間を振り返って(後半)~

〇7月
・平成25年度山陰海岸ジオパーク写真コンクール巡回写真展(鳥取市鹿野往来交流館)
 山陰海岸ジオパークの魅力をテーマとした写真コンクールを開催しました。397点の作品の中から厳正なる審査の結果、合計20作品が入賞されました。

・夏祭りPRキャラバン隊
 鳥取市内の様々な夏祭りにおいて、こいけちゃんと一緒に山陰海岸ジオパークのPRをしてきました。多くの人にジオパークのことを知っていただけました。

〇8月
・山陰海岸ジオパーク世界ジオパークネットワーク(GGN)再審査
 山陰海岸ジオパークは4年に1度の世界審査を受けました。イギリスと中国から審査員が2名来られ、鳥取から京都までを4日間かけて現地審査されました。


・夏休み宿題ラリー
 山陰海岸ジオパークの優れた自然、地形、生物、特産物等に詳しい講師を招いて、小中学生を対象に、夏休みの自由研究を作成する講座を開催しました。

〇9月
・山陰海岸ジオパーク世界再認定&エリア拡大
 8月に審査を受けた山陰海岸ジオパークは、9月23日に世界ジオパークネットワーク
(GGN)に再認定されました。また、鳥取市の旧気高郡全域、旧鳥取市の一部、旧河原町の一部のエリアも新規で認定されました。
  

・日本ジオパークネットワーク(JGN)南アルプス全国大会
 日本ジオパークネットワークの全国大会が南アルプスで行われ、全国のジオパークから多くの人が集結しました。講演会や、ジオツアー、体験イベント、飲食・物販ブースなど、ジオパーク関係者のみならず一般市民も楽しめる大会でした。

〇10月
・鳥取信用金庫による電動自転車贈呈式
 平成25年12月4日~平成26年2月28日まで、鳥取信用金庫が募集していた山陰海岸ジオパーク応援定期預金により、鳥取市、岩美町、新温泉町に電動自転車を贈呈していただきました。



・山陰海岸ジオパーク110kmウオークin因幡・但馬
 直線距離110kmに及ぶ山陰海岸ジオパークの広大で豊かな自然と風土を存分に体感していただくことを目的に、平成24年から3年間でトータル歩行110kmを目指す山陰海岸ジオパーク110kmウオークを実施し、今年で最後となりました。この「山陰海岸ジオパーク110kmウオークin因幡・但馬」では、5km、10km、20kmの3コースがあり、多くの参加者が楽しく、また一生懸命歩かれていました。来年以降は新規エリアも含む120kmウオークがあるかも・・・

・湖山池遊覧船就航
 約30年ぶりに湖山池に遊覧船が復活しました。湖山池は「池」と付く湖沼の中では日本最大の広さであり、多くの伝説も残っています。その伝説や昔話を聞きながら楽しい時間を過ごしてみてください。

・山陰海岸ジオパークフェア
 鳥取銀行と但馬銀行による山陰海岸ジオパークの活性化イベントが行われました。講演会や、ジオパークの展示ギャラリー、企業向けの商談会などが行われ、多くの方にジオパークのことを知っていただけました。

・湯村会議
 山陰海岸ジオパークについて、“ジオパーク活動”のアジアにおける知の拠点をめざすとともに、国内外に大きくアピールするため、山陰海岸ジオパーク国際学術会議「湯村会議」が開催されました。鳥取市からも、エリア拡大地域の勝部のまちづくり活動について発表されました。


〇11月
・山陰海岸ジオパークフェスティバルinとっとり
 山陰海岸ジオパークの世界再認定&エリア拡大を記念したフェスティバルが鳥取駅前バードハットで行われました。たくさんのジオグルメや、山陰海岸ジオパークエリアのご当地キャラが集まってのイベント、講演会など、見て、聞いて、遊んで、食べて、ジオパークをまるごと体感していただきました。



・あおや郷土館の山陰海岸ジオパーク展示コーナー開設
 鳥取市青谷町をはじめとする鳥取市西地域の貴重な郷土資料を調査研究し、収集・保存・展示する場である鳥取市あおや郷土館。そこに山陰海岸ジオパーク展示コーナーが開設されました。山陰海岸ジオパークの西の拠点施設として、鳥取市青谷町の魅力を中心に山陰海岸ジオパークの情報を展示しております。




いかがでしたでしょうか?
今年はたくさんの出来事がありましたね!ここには載せられていないイベントもたくさんありました。
来年も山陰海岸ジオパークの更なる飛躍を目指して、地域の方々と協力して頑張っていきたいと思います。
今後も山陰海岸ジオパークをよろしくお願いします。